家庭訪問のスマートなマナーや先生への対応を公開します。

公開日:2018年4月12日

スポンサードリンク

新年度がスタートしました。
一発目の行事が家庭訪問という学校も多いかと思います。

最近は先生と保護者の負担を考慮し、家庭訪問が無くなった学校と、まだある学校と様々のようですね。
前の学校では、家庭訪問ではなく表札訪問のみでしたが、今の学校では普通にあります。
※表札訪問とは、先生が一軒一軒、児童の家の位置を確認するだけ。
確認が済んだら、「確認しました」と紙ぺら1枚がポストに投函されます

何軒も訪問する先生方は大変そうですね。
そんな家庭訪問、言いたいことが沢山ありますので、記載しておこうと思います。

家庭訪問にお茶菓子なんて要らないですよ!

最初に記載しておきます。
うちの学校では以下の2点が必ず記載されています。

1.玄関先での立ち話で結構です。家に上がりません。
2.お茶菓子等は断固として受け取りません

家庭訪問の期間中は子供達の帰りも早いですね。
去年、長男が公園で遊んでいた時の出来事を思い出します。

長男
お母さんは先生にどんなお茶菓子を出しているの?
打たれる管理人
はあ?お茶菓子なんて禁止になってるよ。
長男
え?〇〇は「俺がお茶菓子を出さないといけないから、先に帰る」と言って途中で帰ってったよ。
打たれる管理人
…。

あの親、、、。
そんなことやってたのね。
書いてあるじゃん、「お茶菓子は要らない」って。
何故それで出すの?

他の親と差をつけて自己満足したいのかい?
今年度もまた同じクラスになりました。
きっとまた例年通り、お茶菓子を出すことでしょう。

ちなみに、打たれる管理人の親世代は、お茶菓子を出すのが当たり前だったようです。
T大卒夫にも聞きましたが、「お茶菓子は出していたと思うよ」と。
当時、母が「トイレだって困るだろうし、甘い物ばかり要らないよね」と言いつつも、お茶菓子を出していたのを思い出します。

昔はお茶菓子当たり前だったと思います。
先生によっては、
「勉強部屋を見せてください」
とお願いされたことだってあるぐらいですから。

でも、今は違いますよ。
特にうちの学校なんて、そんな迷う親のためにちゃんと明記されています。
それなのに、お茶菓子を出すなんて何を考えているのか?
困惑した先生の姿が想像できます。

家庭訪問の目的は実にシンプルです。

家庭訪問の目的ってご存知ですか?

1. 通学路、家の位置を確認する。
2. 親と初対面を果たす。
3. 家の様子を知る。

目的はこんなところですよ。
家庭訪問は先生の負担も大きいですし、働いている保護者側も仕事の調整をしなければならない。
授業だって潰れる。
これからは「表札訪問」が主流になっていくのかもしれませんね。

家庭訪問のスマートなマナーとは

1. 学校から「玄関先・お茶菓子お断り」と通達があった場合

何度も書きますが、お茶菓子は不要ですよ。
忖度の必要なし。学校に言われた通りしましょうよ。

ただ、10分~15分間ずっと立ち話では先生も大変でしょう。
靴を脱ぐ手間も考え、玄関に2つ椅子を用意しています。
もう何人もの先生が我が家を家庭訪問されましたが、どの先生も「すみません。ありがとうございます。」とおっしゃって座られますね。

中に入ることも、お茶菓子も不要ですが「椅子はあってもいい」と思います。
他のお母さんにもサラッと聞いたことがありましたが、椅子を用意されている方が結構いました。

家庭訪問のスマートなお招き方として、椅子はお薦めです!

椅子はじっくりと話せるので、先生の本音を聞くことが出来ますよ。
うちの子なんて優等生タイプではないので、絶対に何かあります。
椅子効果で、毎回しっかり聞くことが出来ていますから(苦笑)。

2. 学校から「玄関先・お茶菓子お断り」と通達がなかった場合

これは一言
「もしよろしかったら中へどうぞ」と。
ポイントは「もしよろしかったら」です。

大抵の先生が「玄関から先は遠慮される」と思います。
そしたら、1.のように椅子を2つ置いて座ってもらえばいいだけです。
※ここで間違ってもお茶菓子は出さないようにしてくださいね。玄関先で出す必要なんて全くありませんから!!

「では、お邪魔します。」と上がってきた先生には、仕方がないです。

ここでお茶菓子問題が浮上します。
お客様が来たら、お茶ぐらい出すのがマナーです。

・急須のお茶じゃなくてもいいと思いますよ。
ペットボトルのお茶をコップに入れておけばOKでしょう。
・お茶菓子はどっちでもいいと思いますよ。出しても出さなくても。

先生は出されたお菓子やお茶には一切手をつけないかもしれない。
そんな時、今の時代にそぐわないかもしれませんが、「もしよろしかったらお持ち帰りください」と言うしかないですね。
すみません、私は表札訪問と玄関先での家庭訪問しか経験がないので…。

ん~、時代の流れからして大抵の先生が玄関先で遠慮すると思いますよ。
だって、表札訪問なんてものが存在するぐらいですから。

家庭訪問で必ず聞かれること

新年度始まってそんなに経ってない時での家庭訪問ですから。
担任の先生も、あまり子供のことを知らない状態での家庭訪問となります。
正直な先生だと
「ちょっとまだ1人1人のことを分かっていなくて」なんて言っちゃう先生もいたぐらい(笑)。
よっぽどの迷惑児でなきゃ、当たり障りのない話題から入ります。

担任の先生
こんにちは。
打たれる管理人
こんにちは。今日はありがとうございます。宜しくお願いします。どうぞ、お座りください。

こんな感じですね。

以下、家庭訪問で必ず聞かれることを記載しておきます。

家庭訪問で必ず聞かれること
1位 お家での様子はどんな感じですか?

これ絶対です。
個人面談でも1位にランキングするぐらいかも。
学校の様子を先に伝えるのではなく、いきなり世間話のような感じで「お家での様子はどんな感じですか?」と尋ねられます。
ありのままをお話しして、先生と二人で失笑というパターンです。

うちの子達は優等生タイプではないですから。
こんなところで、我が子を誉めまくっていたら後で恥をかきます。

先生もどんな親なのか?親子関係も含めて知りたいのかもしれません。
・この親なら本音で話しても大丈夫
・この親は子供のことを分かってない
・この子は親の前だけいい子ちゃん

この一言の質問で分かってしまいますよ。

2位 放課後の過ごし方

これも結構聞かれます。
凄い先生だと、「時系列に教えてください」なんて言われたこともあります。

親もビックリ。
頭の中を整理して、簡潔に述べることを求められます。

3位 何かご質問はありますか?

学校の様子(と言っても、学校が始まったばかり。大した話は出てこないですよ)を伝えられて、決まり文句「何かご質問はありますか」が出てきて終了です。

しっかりと先生に頭を下げて、
「宜しくお願いします」
と言ってくださいね。

これがスマートな親の姿です。

そうそう、間違っても家庭訪問の順番が1つ前の家で先生を待ち構えていることは、絶対にやめてくださいね。
偶然、その姿を目撃しました。
まあ、あの親ならやるよね(呆)。
大人なんだから、先生を焦らせることなく静かに家で待ってあげようよ。

総論

「先生が多忙!」という特集が組まれた雑誌を読んだことがあります。
保護者の対応で忙しいという内容のものもありました。
これからは、表札訪問が主流になってくるかもしれませんね。

家庭訪問も先生は分刻みのスケジュールです。
長話は本当に止めてくださいね。
一度、1時間遅れて到着された先生がいました。
おいおい、1時間はないよね。
どこかで話し込んでいたのかな。
まあ、家庭訪問は予定を入れないので、こちらは時間がズレても構いませんが。

ただ、小学生3人ですから。
問題もあって、時間がズレると先生が重なるのよね。

先生にあれこれ話したい!聞きたい!相談したい!のは分からなくもないですが、1人の持ち時間10分はどうか守ってください。

スマートな家庭訪問のマナーは
・玄関先で椅子2つ並べる
・お茶菓子は一切なし
ですよ。
そして、時間は厳守しましょう!!




スポンサードリンク