不平等の上に成り立つPTA

公開日:2016年10月14日

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学校のPTAに不満を持つ方は多いと思います。
私もPTA役員を経験し、改めてPTAに対して不満を持つ一人です!!
PTA(Parent-Teacher Association)は保護者と教職員による社会教育関係団体です。
そして、任意と言いつつ、、、実態は強制加入です。

そして、ほとんどの学校が入学説明会で「PTAは任意ですが、毎年100%加入されています」と紹介があります。
つまり、子供がいる限りPTAは免れないのです!!入学すると、もれなくPTA強制加入が待ち受けています。

さて、タイトルにある通りPTAは不平等の上に成り立っていると私は思います。
私も役員経験者ですが、不満だらけでした。

これだからPTAは嫌われる。

1免除される理由が不明うちの学校では、まともな理由があれば免除対象となります。
いませんか?どうしてこの人が免除なの?という方。
「介護があるので、PTAは出来ません。」
→実際は、、、ランチも行くし、習い事は送り迎えもして、ずっと子供の様子を見ています。
もちろん、参観は皆勤賞!!え?介護じゃなくて、ただの同居じゃないの?
こんな人、私の周りで両手で数えきれないほどの同居・近居されている方が免除になっています。
安心してください!!本当に介護されて大変な方と嘘つきの方、みんなちゃんとわかっています。
まさしく不平等です。
2子供の人数が人選に影響されるある学校では1人っ子は楽なので、、、という理由で選出されたり、またある学校では学校に通っている兄弟がいると優先的に選出されたり。。。
子供の人数って極めてプライベートな話ですよね?
そんな理由でPTA役員選出に影響が出るのは不平等です!!
3正社員・パート・専業主婦で負担が変わってくるPTA役員選出されると、各委員会でお仕事がスタートします。
そこで「私は正社員なので、役員の仕事はほとんどできません」という方が出てきました。
また、内輪で「あの人は一人っ子・専業主婦で暇だから、あの人がやればいいのに」と言った押し付け合いも出てきました。
誰もやりたくて役員をやるわけではないです。
こんな押し付け合いはどこでもあります。

ちなみに、、、正社員の方は「毎回有休はとれません」と言って
PTAに一度も来なかった方もいます。でも、参観は来るんですよね~。。。
私の時もフルタイムで働いている方がいましたが、「これなら私も出来るので引き受けます」と言って、家でも出来る仕事を率先して引き受けていました。
こんな正社員ママでしたら、周囲の不満もなくなります。
3持っているスキルで負担が変わってくるパソコンが出来る人とそうでない人、ちゃんとした文章を作成できる人とそうでない人、持っているスキルで作業の負担に大きく差がありました。
私が所属していた所は、パソコンが使えるかどうかで真っ二つに分かれたぐらいです。
もちろん、パソコンが出来る人の負担が大きかったです。
4無駄な仕事が多いどこの学校にでもある広報委員。
年数回、新聞を発行していますが必要ですか?
PTA主催の講演会、参加メンバーを必死で集めた結果、あれ?PTA役員ばかり。
こんなの必要ですか?
ベルマーク収集、膨大な時間がかかる割に金額が少ない。時代に全く合っていない活動である。
以前、菊池桃子さんが有識者による1億総活躍国民会議で「働くお母さんたちにとっては、PTA活動っていうものが難しい」という意見を出したと大きく取り上げられました。
この意見だけをクローズアップされ、異議を唱える専業主婦の方も多かったのでは?
働いている方が偉いの?と共働きvs専業主婦の構造になってしまいます。

私は、正社員の方でも負担のないPTA活動に変えるべき!!と思います。
「手伝いたい方が手伝えばいい」という綺麗ごとなんていりません!!
必ず、専業主婦に負担がかかります。
年収は減る一方、共働き家庭は増える一方です。
ぜひ、働くお母さんが基準として、変えるべきです!!




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