プレジデントファミリー「東大合格は簡単だ!」は本当なのか?

公開日:2017年4月13日

スポンサードリンク

教育ママの御用達雑誌プレジデントファミリーで「東大合格は簡単だ!」~普通の小学生ができる10のこと~なんていう特集が組まれた時がありました。
まるで誰もが東大に行けるようなタイトルですね。
こういう類のもの、めちゃくちゃ好きです。

T大卒夫に「家族の中で東大に行ける子は私も含め誰?」と聞いてみた。

実際に東京大学に合格したT大卒夫には、お付き合いしている頃から何度も聞いた質問です。

お付き合いしていた頃は
「打たれる管理人でも受かるよ」
なんて言ってくれていたので、もっと努力したら入れたのかな?なんて思ったりもしました。
それが、結婚して10年も超えると
「え?打たれる管理人は無理だよ」と。
頭の悪い私は無理と断言されてしまいました。

そんなT大卒夫ですが、前は本気で

努力すれば、東京大学も受かる

と思っていたようです。

実際、義母とのこんな会話があります。
※カテゴリが「嫌われ嫁のつぶやき」ではなく「賢い子に育てる」ですが、ここに義母を出してみます。

義母
東大(フフフ)はなかなか受からないし凄いですよね
打たれる管理人
本当にそう思います。誰もが受かるところじゃないですから。
義母
やっぱり打たれる管理人さんもそう思いますよね?T大卒夫くんは、頑張れば誰でも受かるなんていってくるのよ
打たれる管理人
え?そうなのですか?私には「打たれる管理人は受からない」って言ってきましたよ
義母
やっぱりそうよね?それは受かった時はもう鼻高々でしたよ
打たれる管理人
そうですよね。東大ですもんね。親としてはやっぱり嬉しいですよね(苦笑い)。

義母と上手くやっていくには、私は「義母より何も出来ない」設定だと大変喜びます。
興味ある方は、嫌われ嫁のつぶやきにて
どれだけ、打たれる管理人が嫌われているか分かりますよ。
それでも、きちんと年に数回はお会いしたり、御父母と孫の交流は大切にしています。

T大卒夫の中では「普通の小学生が東京大学合格は無理」という考えです。
さて、気になるのが我が子達です。
一応聞いてみました。
「3人とも、周囲から賢いと言われているから、東大に受かる可能性はあるでしょう」
今の所、3人とも東大合格の否定はしませんでした。

普通の小学生ができる10のこと

プレジデントファミリーでは、「がり勉君や教育ママの姿ではない」とあらかじめ記載がありました。
一つ一つT大卒夫の小学校時代とうちの3人で見ていきたいと思います。

1. 叱るより褒める
一般学生より東大生の方がよく褒められていました。
結果はもちろん、努力や姿勢で褒められたとのこと。

T大卒夫⇒叱られ:褒められ=5:5
長男⇒叱られ:褒められ=7:3
長女⇒叱られ:褒められ=5:5
次男⇒叱られ:褒められ=7:3

特に長男は反抗期真っ最中。
叱らなかった日がないかも。。。
色々とやらかして叱らないなんて考えられません。

2. 勉強しなさいと言わない
勉強しろと言われた東大生は少ないようです。

T大卒夫⇒言われた:言われない=1:9
長男⇒言われた:言われない=7:3
長女⇒言われた:言われない=4:6
次男⇒言われた:言われない=7:3

T大卒夫は自分からやっていたので、言われたことがなかったようです。
逆にうちの子供達は、やるべきこと(宿題・問題集)をやらないで、遊んでいたりすることも。
ここで、「やるべきことやったの?」と私の雷が落ちます。
本当に、これを何とかしたいですが、ガミガミいうと「お母さんのせいでやる気をなくした」とまたトンチンカンなことを言ってきます。
やるべきことをやらず遊んでいても、1時間は自ら気づいてほしくて放置していますが、本当に見ているだけでイライラします。

3. お金をごほうびにしない
東大生は「言葉のご褒美」だったようです。
うちも、お金のご褒美はなしです。
詳しくは100点を取ったらご褒美がもらえる!!にて

勉強は自分のため。将来のため。
我が家は徹底しています。

4. 約束破りや嘘には厳しい
東大生は、約束や嘘には厳しくて、成績では叱らなかったようです。
義母もT大卒夫に対して躾は厳しくしたと言っていました。

さて、我が家ですが、当然のように厳しいです。
子供が3人いますので、誰がやったか犯人が見つかるまでとことんやる場合もあります。
例えば、洗濯機にポケットティッシュを突っ込んだまま洗濯してしまった時。
ポケットティッシュが出てきて誰のか分かるはずですよね?
それでも3人とも「違う」って言います。
もう、私は怒り爆発ですわ。。。

5. ディズニーランドより公園に
これ、面白いですね。
東大生の家は公園・図書館・博物館など、自分から楽しみを見つけ出す知的な場所が多いとのこと。
逆に一般学生はお膳立てされたレジャー施設が多いようです。

T大卒夫は「父親が出不精だから、連れて行ってもらえなかった」
何となくわかります。
旅行に行くと、必ず「自分はあまり連れて行ってもらってない。だから、子供達が羨ましい」と言います。
そんな我が家もやっぱりディズニーランドやUSJにお金を使うなら、海だったり山だったり。自然体験の方が断然好みます。
ただ、これにはデメリットも。
長期休み明けになると、子供達が楽しかったことなど発表する時があり「ディズニーランドに行きました。USJに行きました」というと「行ったことある~」と言うらしいです。
先生まで「先生も行ったことあるよ~」と。
帰ってきて「USJって何?クラスで3人ぐらいしか行ったことない子がいなかったよ」と言われました。
「そんなに、人が作ったレジャー施設にお金をつぎ込んでいるのね」とT大卒夫と感心してしまいました。
行列に3DS持って並んでいるより、魚をみたり、星をみたり、建物を見物したり、その場所の特産物を食したり。
そっちの方がずっとか楽しいのですが。。。
価値観の問題なのかしら?

6. 親書や専門書が本棚にある
予想通り、東大生の本棚の方が種類が豊富でした。
T大卒夫は、百科事典もそろえてあったようで、かなりのめり込んで読んでいたようです。
我が家の本棚は我が家の本棚を大公開にて
あらゆる本が揃えてあります。
本は子供の宝物です!!
7. ライバルのいる塾を選ぶ
東大生は「競争・ライバル」の環境にいて、切磋琢磨していたようです。
T大卒夫は塾なしで東京大学を現役合格でしたが、高校はいわゆるトップ校でライバルも多かったようです。
やはり、そんな環境がベストなのでしょう。

さて、うちの子供達はというと、塾に行っていなくハッキリ言って井の中の蛙状態です。
非常にマズイとは思っています。
立ち位置を分かってもらうためにも、全国統一テストなんて受けてみてもいいかもと思い始めています。

8. 計算ドリルをやらせる
ん?これはもしかして公文のことを言っている?と思ったらやっぱりでした。
学力の定着に定評のある公文式
何度も書いていますが、大っぴらに公表するデータの母体数が間違っています。
大抵、「東大生の4人に1人」でしょうか?
この人たちは公文じゃなくて、市販の問題集でも学力の定着は可能ですよ。

T大卒夫は宿題が多かったので、結果的に繰り返し計算はやっていたようです。
子供達は、足し算・引き算・掛け算・割り算とクラスでも1番はやいようです。
常に、計算はタイマーをかけているような感覚で取り組んでいます。
速くて正確に。
これ、絶対に大切です。

9. 宿題はダラダラやらせない
その通りです。
T大卒夫は、宿題を全て終わらせてから遊びに行っていたようです。
子供達も、ダラダラやらずにさっさと終わらせています。
10. 身近に東大生を感じさせる
T大卒夫の周りにはいませんでした。
ただ、高校が東京大学を意識させたようです。
子供達は当然ですが、東京大学を身近には感じているようです。
※東大に行きたいと思うか?はまた別の話ですね(笑)

総論

私は必ず、あとがきを読みます。
書いた人の考えが分かるので。
こういった類の雑誌のあとがき、面白いです。
週刊誌なんて、めちゃくちゃ面白いですよ。
取材しておきながら、「こんなのオカシイ」と平気で否定したコメントがかかれていますので。
さて、無茶苦茶なタイトルだなあ。。。と思い手に取ったのがきっかけですが、しっかりと書かれていました。
「大胆な特集タイトル」と。
でも、その後に続くコメントはうなずけました。
「頭のいい子が育つ家の共通点はちょっとしたこと。生活のひとこまや親子の会話が大きな差を生む」
その通りだと思います!!

普通の小学生ができる10のこと
ポイントはつかんでいる感じがしました。
私の反省点は、すぐ叱ってしまうことかしら。
最近、褒めていないなあと思いながら、かいていました。




スポンサードリンク







コメントをどうぞ

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。
・コメントは承認制に変更しました。
・諸事情により、承認作業は夜23時までとなります。
・トラブル回避のため、他サイトのURLの書き込みはご遠慮くださいますようお願いいたします。
・ここに書いていいのか迷う場合は、「歓談のひととき」もありますのでご利用ください。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。