中学受験界を知る。

公開日:2020年2月8日

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中学受験はここ数年は増加傾向にあるようですが、この流れは恐らくこのまま続くと思います。
合不合判定テストの時に参加した昨年度の父母会でも、四谷大塚の先生が厳しい戦いになると言ってました。
あの何とも言えない雰囲気は今でも覚えています。

このサイトでも、続々と中学受験あるいは受検宣言が届きます。
もしかしたら、公立の希望の星の方が少ないのかもしれません。
今回、中学受験の世界について率直な感想を述べたいと思います。

中学受験界を知る。

このサイトを作る前は、中学受験なんて小学生らしい生活を無視して勉強漬けさせてるのだから、勉強しか出来ない子に育つなんて思っていたものです。
(このまま偏見の目で中学受験生を見ていたら、今頃はとんでもない差がついていたでしょう。)

そんな時、ある方からこんなコメントを頂きました。

「内申が取れないので、私立中受験です。」
どうやら担任の先生様を家庭内ではセンコーと愚痴ってる様子。
うちの愚息も性格の悪いセンコー相手に悪友とタックを組んで、授業中にやりあったことも。
幸い、うちは専科の先生だったので、影響は少なくて済みましたが。
親譲りの人間味あふれるお子さんで、中学受験はその子らしいエピソードもありましたが、今までやってきたことが十分に報われるような結果でした。

他にも、こんなお子さんもいらっしゃいます。
「勉強の説明するにも、すべて音楽で表現。音楽以外にも好きなことがあって、それらを取り組むには私立中がベスト。」
才能豊かな子さんで、最近は他のことにも目覚めた様子。
勉強嫌いと言っておきながら、短期集中で中堅校に合格されました。

やり取りするうちに、中学受験に対してプラスの考えが加わったことをお伝えしておきます。
本当にありがとうございます。

中学受験を経て入学する中高一貫の強みは、何と言っても授業進度です。中1から認定外教科書を使用して、猛スピードで進んでいきます。
そのお陰で、高3の1年を大学入試に全力で取り組めるということです。
公立トップ校もとっても頑張っています。でも、合格ランキングを見ると、やっぱり中高一貫がズラリです。

ある方がコメントくださった東進生センター体験模試のデータをそのまま記載しておきます。
ここではコメントくださったお子さんの偏差値は記載しませんが、2年後が非常に楽しみな結果でした。


7科目
・新高3内偏差値56.4
・新高2 偏差値56.8
英数国
・新高3内偏差値59.3
・新高2 偏差値60.2

中学・高校はあくまでも通過点。
大学入試が受験という括りではゴールとなります。
1学年が違うのに、ここまで追いついている。
意識の高い子達は早くから取り組んでいるということです。
これが現実なんだと思います。

高校受験組も最後は同じ土俵で戦わなければいけません。
うちもそのスピードに合わせ、入試の重要教科となってくる国語と数学はZ会の中高一貫発展2年コースで先取りをしています。
Z会1月号 一次関数の添削問題。
※公立中だと一次関数は中学2年で学びますので、完全に先取りです。
1枚目 49点/50点 答えでマイナスつけ忘れ。
2枚目 50点/50点 
初めてこんな点数が取れて大喜びでした。
数学は毎月記述式の発展問題です。
少しお見せします。

課題はやっぱり置き去りにしていた理・社となってきますが、今はとにかく主要3教科をメインで先取りです。
高校受験組はこうして学校外で頑張る時期がなければ、現役難関大学の道はなさそうです。

恒久対応するのかさっぱりわかりませんが、世の流れは高校無償化。
大学入試には一番の近道だし、福祉化まっしぐらの公立学校にはうんざり。
巷には中学受験塾宣伝のサクセスストーリーが溢れている。
うちの子も中学受験をさせたほうが近道かもって思うのも自然の流れかもしれません。

ここで、中学受験を駆け抜けた方の非常にリアルなコメントをご紹介しておきます。
二月の勝者でも書かれている、
「君たちが合格できたのは、父親の経済力と母親の狂気」
そのものでした。

〇塾代&模試だけでおよそ250万円。これに目に見えない交通費、受験料、学校に支払う入学金などを考えると300万円弱でした。
前にも書いたかもしれませんが、上の子を私立中に入れたのに下の子を公立中(でいいや?)のご家庭が意外と多いです。
子供が受験に興味がないだけではなく、100%必ずくっついてくる理由が、「公立の方が合ってる」。
これを聞くとね、王道の大手中学受験塾でお金使いすぎたんじゃないの?って言いたくなりますよ。
子供自身が納得する理由がないと兄弟格差に繋がります。
うちは3人。
単純計算で900万のお金が小学校卒業までに使ってしまったら、奨学金コースまっしぐらでしょう。

〇突き抜けて勉強ができる子は教育虐待をされていない、中途半端にそこそこ勉強ができる子は広い意味で教育虐待をされている子が多いのかな。
中学受験ママなんか、80%以上教育虐待していますよ。誰も教育虐待をしているという意識はありません。
受験うつになる手前でやめる、怪我をさせる手前でやめることができれば教育虐待をしてもいいよねという雰囲気はあります。

受験は競争。
塾も熾烈な戦いをさせます。
コメントされた方は、
「なかなか信じていただけないかもしれませんが、怒鳴り&叩きだけは本当にしたことがありません。」
と書かれていました。きっと周囲の親の狂気を感じ、そして時にはご自身の狂気とも戦っていたことがあったかと思います。
スポーツの世界でもそうです。
学年関係なく、上手い子が上へあがっていきます。
妬み・恨み・嫉妬の世界でもあることを伝えておきます。
本音を書くと、私だってこれぐらいは言ってしまうこともあります。
「このままだと、スタメンは落とされるよ」
「〇〇が出来ないと、抜かされちゃうよ」
余計な一言です。本人が一番わかっていることです。
その一方で、
「前の自分と比べて成長しているなら、それでいいんだよ」
とも言います。
なかなか信じてもらえないかもしれませんが、好きでやっているスポーツを親の狂気で嫌いにさせないよう、他人との比較ではなく、自分自身との戦いが出来るよう見守っています。
算数の演習問題では、クラス1番は当たり前と言ってるくせに…です。
うちの子達はスポーツで食べていくわけではありませんので、こんな悠長なことを言ってられるのだと思います。
これが勉強の舞台となれば、自分を抑えるのに必死になりそうです。
T大卒夫に、勉強嫌いにさせるな~と叱られそうです。

凡人こそ中学受験をすべきなのか?


凡人こそ中学受験をすべきなのか?
1つ前のスレッドであった教育虐待と過保護につながる話になってきます。

ここでリアルな中学受験事情をちょっとご紹介します。
<ケース1>
私立中学受験は何校か受験できるので、公立回避ができます。
しかし、大人気の公立中高一貫校は1校のみで勝負です。
同じような子が受検するので、ある意味宝くじのようなもんです。
大手〇〇〇に通う子が小5のクラスにいますが週3だとか。
合格〇名 〇〇塾生△率なんて輝かしい数字が並びますが、その裏で一体どれだけの子が悔しい思いをしているのか。
お友達と全く遊ぶことなくがり勉しているようですが、通知表はうちの子や他の賢い高校受験組の方が上のようです。
私立中を併願していると願いたい。

<ケース2>
両親が共に医者。
今のところ、私が知っている医者のご家庭は100%中学受験です。
保育園時代の頃から一緒だった子ですが、小3なのに塾漬けです。
根性を鍛えるため?かわかりませんが、親の勧めで一つ運動系の習い事をしています。毎日塾と習い事で埋め尽くされている様子。
末っ子は、「塾・〇〇・塾・〇〇・塾・塾・塾って空いてる日がないじゃん!どんだけ塾に行ってんだよ。」と言ってます。
小6じゃないですよ、小3です。
ちなみに、上の兄弟もうちと同じ学年。
「旅行先でも親から勉強しなさいと言われる。」ととにかく勉強しろと凄くうるさいようです。
本も沢山買ってもらえるようです。
ただね、親が買い与えている様子で、学校にiPS細胞の本を何カ月も持ち歩いていたようです。
医学の本が多い。
我が子も医者にしたいから必死に洗脳しているのね。
学校の勉強ですら目立ってないので、親が期待するような中学には合格できない可能性のほうが高いかと思います。
親に潰されなければいいのですが…。

<ケース3>
去年小6にいた暴力クラスメイトです。
受験のストレスをクラスメイトに暴力で発散し続けていました。
お医者さんになりたいと公言していたので、きっと難関中を目指していたのでしょう。
結局、中堅校に進学したと噂で聞いたようですが、実際はわかりません。
あれから一度も会ったことがないようです。
良きライバルだったことは認めます。

ケース1~3は凡人の子達です。
中学受験ママの8割が教育虐待というのは、その通りなのかもしれません。
妙に納得した自分がいました。

凡人こそ中学受験をすべきなのか?
付属校狙いで大学までエスカレーター式が狙い目かと思いますが、これで全てが上手くいくわけでもないですからね。
逆に中学受験をせず、公立の希望の星になるには、うちの中1のように先取りと学校の勉強を両立していかなければなりません。そんな簡単ではないことだけお伝えしておきます。

うちは親子で中学受験に耐えられる器ではありません。
先ずは高校志望校の決定。
自分でやりたいことを見つけ、子供達が頑張ってくれることを願うばかりです。

最後に
自ら中学受験を選び、過酷な中学受験生活を乗り越えた子はきっと眩しいぐらいに成長していると思います。
中学受験合格おめでとうございます。

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中学受験界を知る。」への94件のフィードバック

  1. 小5まま

    「人の主観をなるほど。と整理することに
    自分のセンスが出る」

    と雑誌にかいてありました。 
     
    あと、
    「○○流はそう考えるのか。」
    と御相手の名前を入れて 
    考えるといいと本で読みました。 

    そうは言っても 
    子育てには通用せず、 
    娘とはバトルしまくりです。 

    まだまだ娘流を認めんぞ 
    とわたくしが頑固になってるのは 
    承知しております。 

    石原千秋さんの本ですか。 
    気になります。 
    是非機会があれば読みたいです。 

    管理人さん 
    いつもありがとうございます。 

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