中学校の部活動を赤裸々に語る。

公開日:2022年10月19日

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今の部活動は親世代の部活動とは違います。
今回、親視点からみる、中学校の部活動について赤裸々に語ってみようと思います。

中学校の部活動を赤裸々に語る。

親世代は部活強制でしたが、今は違います。
今の子達は帰宅部も珍しくないですし、帰宅部だから何?って感じです。
部活命は時代遅れ?今は随分と多様化しています。
うちの上2人は部活動に所属していて、自分で選んで入部しました。

親は口出ししたかと言うと、、、「しました」。

一つ前の高校生の部活でも書いた、物理的に可能かどうかという視点からで、

管理人
夏休み挟んで秋が引退の活動活発な文化部は考えた方がいいよ。

合唱部・吹奏楽が該当かなあ。
まあ、運動部しか選ばないと思ってましたので、余計な心配でしたが。
大した勉強していない中学生(=うちの子達)が、中3の高校受験生の夏休みを部活と両立できるわけがない。

うちみたいな子だと、物理的に時間が足りるかどうか。
いや、部活と勉強のみならいいんです。

ご存じの通り、盛大に遅れている教科(社会とかね)の追い上げは大変でした。
メンタル面も含め、総合的に相当レベルが高くないとやっていけないでしょう。
息抜きが部活ならそれでいいですが、うちは違う。
ゲームや漫画が好きで、この時間でバランスをとるとなると、物理的にどうかなということになります。
まあ、親の言うことなんて聞かない子達なので、もしやりたいなら入部したとは思います。

こんなことよりももっと大事なことがあります。
量と質です。
今高1の兄はコロナにより、学校生活すらまともに行事をこなせず卒業してしまいました。
一方、現在中二病に罹っている娘は、今年からほぼ通常運転です。
※競技種目については、ごめんなさい。地味か?と言ったら、地味ではない分類ですかね。

今回、運動部に入部し、頑張っている中2の現在について書いていきます。

1.練習量

まあまあこんなもんでしょう。
土日は確実にどっちか潰れます。
公式試合が近いと、全部潰れますね。

上で書いた通り、部活動は教師負担減のために練習日も減ってますが、、、
歴代強いところだと、自主練と言う名の外部練習があり、結局は部活で平日が埋まってしまうということも。
大体、公立でもちょっと調べたら入賞しましたとか出てきます。
強い=練習がきついです。
練習しなくて強くなりません。
部活推薦で~とか甘い考えは捨てた方がいいです。
こんなもん、一握りもいません。
中学生は勉強が主です。

2.部活仲間の質

まあまあこんなもんでしょう。
以前、先生もおっしゃってましたが、「部活って特別」と。
クラスがバラバラなのに、いっつもつるんでる部もあります。
うちは、1年のクラス、2年のクラス、部活動と居場所があって、楽しそうです。

部活の後に成り行きで遊びに行っちゃったりするので、学校外で遊ぶのは、自然と部活仲間になります。

一点。いい子達で男女仲良くて楽しそうなのですが、勉強面がちょっと…。
夏休みの宿題に答えのない宿題が出たようで、宿題をギリギリまでやらないことに、
「さっさとやって答え送れ~」って言われてたらしいです(苦笑)。
これを本当ヤダと思うのか?、笑いながら親に話すのか?
仲間の関係性にもよりますが、公立の合う合わないの判断材料になるかも?しれません。
ちなみに、うちは宿題を溜め込む時点で後者です。

あと、家族構成も影響していて、一人っ子の親は、部活に入ってほしいと願ったみたいです。
今は1人っ子は珍しくなく、集団生活を学んでほしいとかそういう気持ちは今までにも何度か聞いてます。
一緒にスポーツして遊ぶ仲間がいることが嬉しいようです。
これは、うちのような3兄弟でも一緒の気持ちですね。

先輩後輩の上下関係はその年によります。カラーがありますね。
うちはそういうの大っ嫌いなので、後輩ともワーワーやってるそうです。
うちの子達はそういう傾向なのかも…。
上下関係を学ぶのも部活動の醍醐味です。

間違いなく、この中学での部活は、人生で忘れられない青春の1ページになると思います。

3.部活顧問の質

外部委託の話が盛んにされてますが、これは確実に実行されてます。
間違いなく、最終的な形として、教師が部活に関わることはなくなっていくでしょう。

うちは担任の先生とも話をするみたいですが、ハッキリいって担任の先生より部活顧問の先生の方が圧倒的に関わる時間が多いです。
ちなみに、、、親も。
どこも保護者会があり、保護者の関わり(負担)はあります。
この辺はまた別途書きます。
タイトルは大体決まってて、
「親が関わるところには、必ずもめ事が生じる」


図の通り、当然ですが、学校生活が基盤で、付属のような形で部活が存在しています。
顧問は、学校生活(学校時間内、クラス)では、もうこのご時世、あまり叱ったりすることが出来なくなっているようです。
部活動内での行き過ぎた指導はニュースで話題になりますが、それでも、部活動では、手がでてない限り多少のことはOKなのかなとは感じています。
ハッキリ言うと、学校生活では叱られることが少なくても、部活動ではバンバン叱られます。
叱られるのが嫌、厳しいのが嫌なら、部活動やめて学校生活だけでいいんです。
選択性なので、嫌なら辞めたらいいだけです。

最近、このサイトでも書いていますが、親以外の大人に叱られる経験が貴重になってきています。
何処へ行ってもお客様扱い。
この時期に叱れるって大事です。

叱られた~とか文句言ってますが、親は常に聞き役になり、顧問の文句を言うことなく、「いい先生だよ」って。
挨拶といった礼儀作法からメンタル面の強化等々、理不尽なこともあるでしょう。
社会に出て大事なことを学ばせてもらっているので、感謝しかないです。

ちなみに、この子達の親は昭和生まれで、コメント欄にもありましたが、水が飲めないとか、今だったら大問題になることが平気で行われてきました。
親同士でも話すのですが、
・このぐらいなら優しい方だよね。
・こんなので、根を上げられたらこの先やっていけない。
みたいな共通認識はある感じです。

安西先生の精神論「あきらめたらそこで試合終了だよ」は確実に鍛えられます。
↑安西先生、知らなかったクセにシレっと書かせてもらいました(笑)。

4.避けて通れないレギュラー争い

サークル活動とは違います。
試合があって、勝ち負けがあるところには、必ずレギュラー争いがあります。
まあ、色々な思いをします。

ベンチも学ぶことは沢山ありますが、我が子が試合に出れずベンチに座ってるのは耐え難いものもあります。

今のところ、スタメンですが、こればっかりは分かりません。
うちは、クラブチームも経験し、両方の立場を理解できるのですが、とにかく、出ている子を批判せず、悔しかったらもっと頑張ったら?というスタンスがいいのかなとは思います。
ベンチでキビキビ動く子を見ると、本当頑張ってるって思いますし、綺麗ごとですが、これもまた人生の糧になる気はしています。
何も経験していない子よりずっと。

5.部活動がスクールカーストに影響している

地味な部活動、そうでない部活動。
どっちでもいい考えなので、なんでこんなところでアレるのかビックリしたのですが、陽キャ・陰キャのカテゴリ分けに部活動は影響しているかもしれません。
まあ、ハッキリ言って、こんなカーストはせいぜい中学生、それも中2ぐらいまでです。

高校生は、「勉強が出来れば陽キャだ」と断言しちゃうぐらい勉強大事になってきますから。
中学生、部活一生懸命の子でも塾通い。
やっぱり勉強第一なんですよ。

親は部活動に関して、様々な視点から話すことはした方がいい。

最近、凄く強く感じるのが、経験ってやっぱり宝だなと。
良いことも悪いことも。
失敗は本当宝です。
頭ではわかってましたが、実際に高校生になると、今までのやらかし等、こいつーいい加減にしろって思うこともありましたが、今は色々あって良かったと思ってます。逆になかった方が心配になるかも。
きっと、これからの人生にこの経験がものを言うと思ってます。

で、様々な経験を出来るのが部活動です。
入るか迷うようなお子さんがいらしたら、部活動を薦めたい親の気持ちは分かります。
なんと言ってもまだ12歳。知らないことの方が多いです。
学校の先生は、学校生活の中では教育者という立場があるので部活動に関して表面的なことしか言いません。
部活動について親の考えを語ることはいいと思います。
押しつけは駄目ですが、あとは自分でどうするか考えさせればいいだけですので。
まあ、そもそもやりたい部活動があるかどうか?
公立中の場合、ここが一番のネックでもありますが。

部活動も楽しいことばかりではなく、入部しなきゃ苦しいことも味わうことなく穏やかな日々が送られます。
それぐらい、この部活動というのは、中学生活にとって非常に影響がデカいです。
個人的には、中学の部活はいい経験になるので、入部した方がいいかなとも思うのですが、体力面・メンタル面は個々で違いますので、一概には言えないです。
一番大事なのは、心身共に健康第一ですから。
無理は禁物です。
親が我が子のことを一番知ってるわけで、入った方がプラスになると思ったら、ちょっと背中を押すことも大事かなとは思います。

今は多様化の時代ですが、赤裸々に語るということで、語らせてもらうなら、、、
リアルな世界でも知ってますが、わざわざ大変な部活なんて入らなくていいっていう家庭より、入ったら?と思う考えの方がどっちかというと好きです。
子供都合のウェルカムな考え(苦労させない)は好きじゃないです。
何度も書いている通り、この時期の経験って宝物なので。

総論

部活動については、親が色々と客観的に説明し、子供に考えさせて最終的には子供に決めさせればいいと思います。
いい面も悪い面もありますが、部活を通して学ぶ経験値はプライスレスです。
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中学校の部活動を赤裸々に語る。」への4件のフィードバック

  1. わたや

    管理人さん、更新お疲れ様です。
    まさかの安西先生登場に、テンションが上がりました(笑)

    前回と今回の記事で、高校生、中学生の部活事情を垣間見ることができて、とても参考になりました。ありがとうございます。
    自分達の頃と変わっていることも多いですが、根っこの部分は変わっていない気もしますね。

    私自身は万年文化部ですが、中学は参加してもしなくてもいいようなゆるーい部活動、高校は全国を目指すガチな部活動でした。やはりどちらも一長一短。
    思い出に残っていたり、いまだに繋がりがあるのは高校のガチな方ですが、中学の時に忙しい部活に入っていたら、進学した高校には入れなかった可能性もあったなと思っています。

    高校では部活漬け&引退も遅めで(良い結果を残せたのは良かったですが)後期の結果が出るまでハラハラの大学受験になりました。まわりは高校4年生を選ぶ人も多かったです。
    とはいえ同じ部でも、コツコツやるべき勉強を続けてしっかり希望の大学に現役で合格している人もいますし、結局のところ本人次第。入学後もコツコツやっておけー痛い目みるぞーと、当時の部活命だった自分に言いたいです(苦笑)

    お子さん達、忙しく充実した学校生活を送りながらも、しっかり勉強に取り組んでいて本当に感心するばかりです。
    我が子がどういう選択をするのか、今からドキドキですが(保護者会の存在には驚きました!親の出番は試合の送迎くらいかと思っていました。運動部に入るような気はしているので、心の準備をしておきます(汗))
    色々な経験を積んでほしいですね。 
    いつもありがとうございます。今後も参考にさせていただきます。

    返信
    1. 打たれる管理人 投稿作成者

      わたやさん コメントありがとうございます。

      おっしゃる通り、根っこの部分は変わってないかもしれません。
      わたやさんが書かれてきたので仕方がない。
      私ですが、中学はバリバリ運動部、高校は、入部すらしなかったです。
      オカシイね、高校も部活やりたかったはずで勉強頑張ったのに、どこで間違えたのか。
      週1のお茶菓子楽しみにしていました。全く…。
      本当、今思うと自分のことをアホかーって思います。
      もう、全然だめ。
      なので、勉強の大切さというのは、もうどんだけでも語れます(汗)。

      個人的には、中学生(本当は高校生もかな)ぐらいまでは、きちんと身体を鍛えた方がいい気はしています。
      今は、小学生でもあまり運動しない子が多いようで、運動会でもちょっとビックリしました。
      こんな感じだったのかな…って。
      リレー選の子達は、やっぱり運動好きですよね!!

      運動しない子が増えていて、そこで運動部を選ぶのはハードルが高いみたいです。
      入ってもついていけないとか、だったら入らないとか。
      話をしていても、そこで身体は鍛えた方がいいよねなんて言えるわけもなく。
      好き好んで苦労させたくないのも分かるのですが、勿体ないとも思ってます。

      部活の保護者会ですが、クラブチームも含め楽しみにしていてください。
      Pより揉める原因があります。。。
      息子くんは、運動部入りそうなので、ご覚悟を(笑)。

      返信
  2. ネクストコービー

    管理人さまご無沙汰してます。
    うちの愚息も中3の夏まで部活してました。今は中学部活派引退して高校の部活に参加して練習しています。もちろん試合には出れませんが。
    中高一貫なので、「みんなが勉強してる間に俺は練習頑張ってこの間に差をつける!」
    と息巻いてますが、こちらとしては
    「いやいや、その間に勉強の差をつけられとるやないか!」
    とツッコミ入れてしまいました。

    親は心配なところもありますが、メリットもあります。
    早い段階から高校生と関わる事で、今まで考えもしなかった大学受験を控えてる先輩たちを見れて何かを感じ取ってるようです。そこから今の勉強に繋がってくれればいいのですが、今は
    部活>>>勉強みたいです(汗)
    中3と高2の差は大きいです。うちには、愚息より年上の親戚の子供がいないので、身近な現役大学生もいないので、先輩から色々聞けるのは有難いです。

    中学の部活の話しですが、うちは私立ではないですが、ある部活動は外部コーチが来て、部費は1ヶ月3000円だそうです。これをどう取るか?
    同じ市内の他校は1学年7クラスとかある学校でも、数種類の部活が廃部となり、その一部はクラブチームが出来きました。クラブチームですが、他校の生徒は入部できない。練習は中学でするので親があちこちの練習場に送迎する必要はないそうです。
    クラブチームという名の部活なんですかねー。
    クラブチームと名のつくところは、コーチも熱心な事が多く、部活動で満足な親は、そのまでしてもらわなくても…となってるそうで。

    部活の動向は小学校保護者の間でも話題になり、行く中学の部活があるのか、ないのかをリサーチして子供にそのスポーツを習わすかどうかの判断基準にもなってるそうです。

    私も中学で部活やって欲しい派ですが、下の子(現在小2)が中学あがる頃には様変わりしてそうな感じかします。

    返信
    1. 打たれる管理人 投稿作成者

      コービーさん コメントありがとうございます。

      中高一貫だと、部活の引退がないのっていいですよね。
      うちは受験でストップしないといけませんので、部活を思いっきりさせたいからという理由は理解できます。

      おっしゃる通りで、中学生のうちに高校生の背中をみるのってメリットです。
      うちも次に更新しますが、予備校で背中をみていたので、今も崩れることなく本人なりに頑張ってます。
      ↑これは、コメント欄で先輩の方から尻を叩かれました。
      今、すごーく実感しています。感謝しかないです。
      中高一貫生は高1からちゃんとスタートダッシュできるらしいです。
      コービーさんのコメントよんでいて、その雰囲気が伝わってきました。
      なるほどです!

      高校受験ほどの勉強量はないですが、平日なら半分も落ちてないんじゃないかなあ。
      まあ、やらないといけない環境なので有難いのですが。

      一か月3000円の話。
      そういうのリアルな世界で聞きました。
      本当その通りで、委託先にもよるかもしれませんがクラブチーム化すると思います。
      うちは、部活とクラブチーム両方経験済みです。
      おっしゃる通り、全く違います。
      この辺も更新でガッツリ書きたいと思ってますが、本来、部活とクラブチームって棲み分けされてますよね。
      クラブチームで学業との両立は出来る子もいるのですが、本当に出来ているのか?といったら個人的にはかなり疑問に感じています。
      偏差値がそこそこの高校に入学は出来るけど…ってことで。
      物理的に圧倒的に時間が足りません。

      頷くことばかりで、小2のお子さんの場合は、様変わりしていると思います。
      ありがとうございます。
      また気軽にコメント待ってます。

      返信