国公立医学部受験。共通テスト、直前対策と点数開示の結果。

公開日:2025年5月18日

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国公立医学部を目指す上で、絶対に突破しないといけないのが共通テストです。
絶対です。
地域枠だろうが、学校推薦だろうが、共テは避けて通れません。

医学部以外でも、もちろん国公立を目指すには共テがとても大事です。
同じく、何が何でも共テを突破しないと2次に進めません。

今振り返ってみても、共テが一番怖かったですね。
ギリギリまで仕上げに時間を割いた文系科目があったことも大きいですが…。2次より共テの方が心配でした。
コメント欄をずっと読んでもらえた方なら分かると思いますが、とにかく全体で9割超えが目標でした。

医学部国公立を狙うならは共テを取ることが絶対。

偏差値が高い大学ほど、2次比率が高くなるので、頑張って共テで9割超えたとしても2次が出来なければ簡単に逆転されてしまいます。
なので、うちもそうでしたが、2次対策はかなり時間を割いたようです。
夏休みは、まだ地理・古文・漢文が点数取れてなくても、2次(とくに物理化学と英語)重視でやってました。
※この頃は、まだ悩み中だったので、冠模試も東大は必須として、他の大学もごちゃ混ぜで受けてました。高2から考えると、冠模試は全部の大学を一通り受けたかも(笑)
※今思うと、よくやってたわ…って思います。
※こうならないようにです。いい例ではありません。

結局、医学部で決定したわけですが、そうなると東大と違って共テ比率が爆上げされるので、嫌でも共テの文系科目対策をしないといけないわけです。
これがかなりきつかったようです。
秋にせっせと地理、古文・漢文ですから汗。
文系科目もやらないと9割超えは出来ません。
なので、絶対です。
医学部の偏差値が上の国公立を狙うなら、苦手科目があるなんて言ってらんないです。

ちなみに、東大志望の子達は、社会についてはそこまでやってなかった?ようです。
それより2次にある国語の方が大事!
ただ、蓋を開けてみれば、実際はしっかり9割以上を余裕で取ってた子もいたそうです。
凄いですね。

また別途出願についても更新したいと思いますが、2次の比率が高いからと共テを軽視するのはかなり危険です。
後期は共テ比率が高くなる大学も多く、また足切り問題もあるので、やっぱりうちとしては9割欲しいところでした。
現役で決めたいと思うなら、尚更でした。

実際、リアルな世界での話ですが、足切りに引っかかって2次に進むことが出来なかった子もいました。
共テはとても大事です。

共通テスト。点数開示の結果。

写真、丸まっちゃってて上手く撮れず(汗)。

先に書いておくと、何と自己採点と1点の差もなく、ピッタリでした!!!!!
これは震えましたね。
小3で英検5級を受けた時、真っ白な問題用紙を持ってきて、自己採点できなかったことが懐かしいです。

1. 国語
平均点:126.67点
得点:9割
易化
2. 数学
〇数ⅠA
平均点:53.51点
得点:9割
易化

〇数ⅡBC
平均点:51.56点
得点:10割
難化だけど、上位層は確実に点数は取れている感覚で易化だったみたいです。
つまり受験生の中で二極化。

3. 英語
〇リーディング
平均点:57.69点
得点:9割
易化
単語数が減ったと直ぐにわかり、解いている途中でも易化していると分かったそうです。

〇リスニング
平均点:61.38点
得点:9割
前年度に比べて難化。こちらも、上位層では易化してると思ったそうです。

4. 物理・化学
〇物理
平均点:58.96点
得点:9割
難化ですが、上位層では取れているはずだそうです。

〇化学
平均点:45.34点
得点:〇割
前年度に比べて確実に難化。うちは化学でやってしまいました。〇割にしておきます。

5. 情報Ⅰ

平均点:69.26点
得点:9割
はじめての情報Ⅰですが、上位層では差がつかない科目です。
みんな取れて当たり前みたいな感覚。

6. 地理

平均点:57.48点
得点:8割

3年生になっても、5割とかしか取れず、凄く心配でした。
こちらは、以前コメントでも紹介済みですが、理系地理ならこれをやっておけば大丈夫っていう問題集がありますので、また別途紹介します。
正真正銘の短期決戦でした。

本番で8割の点数をたたき出しました。
(過去問で一度9割超え)
また別途地理で1ページ割いて更新しますが、これ以上の点数は必要なしです。

トータルで余裕で9割超えましたが、新課程初年度ということもあり、上位層からすると激易化の共テでした。
1日目も、易化してる。ヤバい。
これで2日目も易化だったら、差がつかないとぼやいていて、
2日目終わって、自己採点して、「自分も取れたけど、周りも絶対にとれてる。完全に2次勝負になってる」って各予備校からの発表が出る前に分析していました。

・自分で分析できるレベルまで把握できること
・共テの勉強をやりこんでいる
・相手(共テ)を研究している
これが大学受験トップ層の姿です。

次に出願についても更新しますが、とにかく激易化だったため、9割超えは当然という分析となりました。

各科目毎でいうと、
英数は2次でも失敗できない教科ですので、点を取るべき教科でしっかり取れていたことは安心へと繋がりました。
一方、物理化学で失敗したので、こちらが不安材料に。
これはメンタルやられてましたね。
よく、現役生は理科が間に合わないと言いますが、当てはまってます。
情報Ⅰもまた1ページ割いて更新しますが、情報Ⅰはあまり心配しなくていいかもしれません。

不安だった、地理・国語ですが、
地理は上で書いたように、目標の8割超え。

国語はコメント欄を読んでいる方ならご存じかと思いますが、共テ前で調子が悪くなり、凄く心配でした。
例えば、現代文で数十点落としたら、そこで9割が怪しくなります。
古文・漢文も含めしっかり取れていたので良かったです。
国語は勉強が比較的苦手な子でも、しっかり取れている子が多かったようでした。

余談になりますが、勉強面以外の受験生の様子等。

この年は年末からインフルエンザが例年にないくらい大流行し、家族でも気が抜けない日々を過ごしていました。
3年前の高校受験はコロナが大流行。
不運な学年だなって思ったもんです。

T大卒夫や下の兄弟、私も含め、健康管理にはピリピリでした。
帰宅したら、スマホをアルコールで拭き、手洗いをする。
マスクは必須!
外食はもちろん禁止。T大卒夫も私も、お昼は孤独に食す。
出来る限りのことはしてましたが、1週間世の中と隔離したいと何度思ったことか分からないです。
連休もありましたが、家族で引きこもってました。

共テは社会が1日目の最初の教科になりますが、この2日間で決まっちゃうという恐ろしさ・プレッシャーも尋常ではなかったようで、私の文章では軽く伝わってしまいそうですが、とてもとても緊張したそうです。
この日のためにといっても過言ではなく、今までの頑張りに結果が出るってやっぱり怖いですね。

勉強することで自信をつけて、緊張にも負けない。
このサイクルで仕上げていったと思ってます。

共テ1日目の夜は自己採点はせず、すぐに理系科目の勉強。
メンタルが左右されないよう、情報は遮断。
2日間、朝9:30(1日目は10:40)~18:00まで緊張しっぱなしの状態で挑む長丁場の試験に、体力と精神の強さは必須です。
これは、直ぐに培われるものではなく、模試等を重ねていく上で備わっていくものだと傍でみていて思いました。

食事は受験生にとって楽しみの1つでしたので、頑張りました。
前の日は、ささみチーズ勝、とん勝、とご利益のあるものを。
こんなことしか出来ませんでしたが、ふとこぼれる笑顔をみては、「合格するよ!合格すると思ってる!」って言ってました。
ラインを送るときは、合・祝のマークをやたらつけてました。

受験シーズン、受験生がずっと笑顔でいれたのは、家族としての機能って言ったら大袈裟かもしれませんが、果たせたのかなと思ってます。

共通テストは、Z会・駿台が出している共通テスト対策問題パックを活用すること。

共通テスト対策問題パックは、
Z会(緑パック)共通テスト対策問題パック
駿台(青パック)共通テスト対策問題パック

の2つを使用しました。

あとは、これ!!!

共通テスト実践問題集 国語(Z会)

共通テスト実践問題集 地理総合・地理探究(駿台)
共通テスト実践問題集 地理総合・地理探究(Z会)

国語1冊(Z会)、地理総合・地理探究2冊(Z会と駿台)。
最後まで心配だった文系教科は、共通テスト予想問題を更に購入してやりこみました。
これが本人にとって、凄くきつかったそうです。
理系の子からすると、文系教科を仕上げていかないといけない、本番で失敗したら2次に進めない、
仕上げるしかない状況に、かなりきつそうでした。

12月中旬頃になっても、お金をケチろうとするので、
「後悔しないように、買いたいと思ったものはお金出すから買ってきなさい」
と言って買ったのが写真にある駿台とZ会の共通テスト対策パックでした。
何度か本屋さんに行き、追加して揃えていきました。

共通テスト対策問題パックは、他に河合塾や代ゼミ?も出しているみたいですが、YouTube等で情報収集した感じだと、Z会がお勧めで後は駿台だそうです。
(Z会、高校受験コースタブレット全振りが本当に残念…)

他は、東進の共通テスト過去問10年間をやりました。


↑前にも掲載した共通テストだけのためにやり込んだ山積み問題集です。

~番外編~
リスニングは、直前まで耳慣らしが必要だそうです。
何度もしつこく言ってますが、
AirPods高校生必需品です。

総論

医学部だと共テ9割が一つの目標になってきます。
(地方国公立だともう少し低くていいかもしれません。地域枠なら更に。)

この9割超えがどれだけ大変か。
苦手科目も全て高得点が求められる。
それが国公立医学部の入試になります。




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