格差固定は当然の結果

公開日:2017年9月23日

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格差って是正されるのか?
私の中では、かなり高い確率でNOだと思っています。
稀にトンビが鷹を産む場合もあるかもしれません。
でも、やっぱり格差固定って当然の結果だと思っています。

格差固定はかなり現実的な話

日本も格差が広がっていると言われていますが、その格差が固定されつつあるようです。
貧乏な家庭の子は貧乏になる。
裕福な家庭の子は裕福になる。
親の経済力がそのまま子供に引き継がれていくのです。

ダメ親が子どもに言ったって何も響かない

ダラダラテレビを見ている親に
「勉強しなさい」なんて言われたって説得力ゼロです。
スマホいじりまくっている親に
「勉強しなさい」なんて言われたって説得力ゼロです。

そんな親をみて、子供が勉強しなきゃって思いますか?
子供だって「テレビ見まくりたい。スマホいじりしたい」って思いますよ。

英語が出来ない親から
「英語は大切だからやっといた方がいいよ」
と言われて、英語を頑張ろうって思いますか?
ひたすら単語を覚えて発音して、その間に親はテレビですか?スマホですか?
英語が出来なくても暮らしている親から言われたって英語の大切さなんて全く分かりませんよ。

バラエティー番組やドラマばかり見ている親から
「もっとためになる番組でもみたら」なんて言われたって説得力ゼロです。
政治・経済・外交問題、こういった難しい話も、時には子供と議論することも大切です。

さて、上記のような親は稼げているのか?
きっと答えはNOでしょうね。
平日が激務な親は土日ぐらいゆっくりさせてとゴロゴロしている場合もあるかもしれません。
実際、T大卒夫も激務なため睡眠時間が圧倒的に足りず、「もうだめだ。眠い」と言い残してそのまま床に寝てしまう時もあります。
でも、ダラダラと目的もなくテレビを見たり、ゲームをしたり、スマホ・iPadいじりをしたりすることってありません。
テレビもニュース番組、そして、以前紹介したクレイジージャーニー、ダーウィンが来た等が好きで見ていますが、あまり他の番組をみることはありませんね。
そんな時間がない・時間が勿体ないと言った方がいいのかもしれませんね。

打たれる管理人
お父さん何処に行った?

長女
子供部屋で基礎英語の本読んでたよ

こんな感じです。
ちなみに、基礎英語はコストパフォーマンスがめちゃくちゃいいです。
子供達がそれぞれ3級と5級を受ける予定です。
その結果も踏まえていづれご紹介したいと思います。

T大卒夫はもう40過ぎのおじさんですが、スキルアップの努力をし続けています。
やっぱり東大にいくような人って基本的には勉強好きなのかもしれませんね。

こんな感じの家で、テレビやゲーム、最近うちの子も見たいというyoutubeなんてダラダラと出来るわけがないのです。
皆が集まるリビングで、タイマーが鳴ってもピコピコとゲームをやっていたら、

打たれる管理人
まだやりたいなら、自分の部屋でやって

ダラダラとテレビを見ていたら
打たれる管理人
これ以上、テレビ見るなら邪魔だから、テレビのある部屋に行ってみて

と言います。
大抵
次男
もうやめるからいいよ

と言います。

こうして、
仕方がない。少し英語の勉強でもするか。
問題集を少し進めてみようかな。
読書でもしようかな。
自分のためになる時間が確保できるのです。

ちなみに、ダラダラ時間は何時間なら許せますか?
我が家は1.5時間を過ぎるとうんざりしてきます。
大抵、見たいテレビはビデオ録画なので、CMは吹っ飛ばしてみています。
だから一つの番組で1.5時間を超えるってなかなかありません。
1.5時間を超えてくると「何時まで見る気?」と感じてしまうのです。

ただ、こういう時はある程度ほっときます。
子供部屋に子供3人が集まって仲良く遊んでいる時です。
こういう時間も今しかない貴重な時間なので!!

T大卒夫と私は、子供達からしたら窮屈な親なのかもしれません。
でも、親がまずはお手本を見せる。
ダメ親からは反面教師として学ぶことは出来ますが、誰だって人間はダラダラと楽な方に流れてしまいがちです。
上を目指すなら、やっぱりそれなりに我慢と努力が必要です。
ダラダラな家庭環境なら、当然のようにダラダラとしてしまいます。
こうして、負の連鎖=格差が固定されていくのです。

総論

今は大学全入時代。
誰もが大学進学を希望すれば行ける時代です。
親の給料は上がらない一方で、学費はどんどん高くなってきています。
そして、貧乏な家庭の子は、奨学金を簡単に借りてしまう。
奨学金を返せるような就職先であればいいけど、非正規雇用がどんどん増えている中、そんな甘い考えはめちゃくちゃ危険です。
子供が楽に国公立へ合格できる賢さがあれば別ですが、そうでなければ大学に入れば格差固定が打破できるというのも安易な考えです。
格差固定打破どころか逆にさらに借金を背負い、貧乏まっしぐらです。

ほとんどの親が子供に「勉強しろ」と願います。
それなら、親もやっぱりそれなりの努力・お手本を見せなきゃいけないのです。

T大卒夫は
生まれ持ったものもあるけど、普通にやっていれば国公立は受かるでしょう
と言います。

お金を用意することも大切ですが、親が努力をしているところを見せることも大切です。




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格差固定は当然の結果」への4件のフィードバック

  1. ラジオ

    こんにちは 夫さん素敵です! わが夫も関関同立夫(東大には及びませんが)卒ですが「テレビ大好き」で私に困られてます。 単身赴任(夫不在)時代の数倍 テレビついてます(><)ホントに「勉強しないと困るよ」って言っても説得力ないです はあ~ っとちょっと愚痴ってみました

    返信
    1. 打たれる管理人 投稿作成者

      ラジオさんへ コメントありがとうございます。

      ご主人は関関同立大卒夫さんなのですね。
      T大卒夫に真似て書いてくださって、何だか嬉しく思います。

      ダラダラとテレビを見る姿ってたまーにならいいですけど、結構イライラしますよね。
      分かります。特に平日の夜は嫌ですね。
      口頭で3回注意してダメだったら、、コンセントを抜いたりしていました。
      最近はまずは最初に口頭で注意したら「ヤバい。お母さんがブチ切るから消すよ」と言いつつ
      「この結果が出たら消すね」と延長作戦をされます。
      すみません。
      私も完全に愚痴ってしまいました(笑)。

      返信
  2. ヌゥの森

    格差固定がいつの間にか当たり前になっていき、気が付いた時にはもう手遅れ、、、、という時代がもうすでに始まっていると私も思っています。子供は周りの子供や、親たちを見て育つので、いわゆる二世が量産されるということは、、日本社会の疲弊、退化につながってしまうと考えています。また、一方で地球規模での給料のフラット化になるまでにそう時間はかからないと思っています。そんな時代を生きていく子供たち(手塚治虫がいうところの未来人)を露頭に迷わせたり、貧困層に固定してしまうのは忍びないために、今のうちから、いろいろ教え込んでいこうと思っています。家の周りは田園風景+新興住宅街+ジモティ軍団のため、中学受験はクラスに片手以下の状況です。子供は二月の勝者をよく読んでいるようで、何か思うところがだんだん増えてきているのかもしれないと親目線で期待しつつ。これからもブログ頑張ってください。

    返信
    1. 打たれる管理人 投稿作成者

      ヌゥの森さん コメントありがとうございます。

      うちの子達も、ここで教えてもらった二月の勝者が大好きで、我が家の本棚には5巻最新号まで揃ってます(笑)。
      黒木先生の高校受験の批判はその通りなので、何か感じるものがあると期待しています。
      うちの主人も稼ぐものは一部、他は全てフラット化されるのでは?と言ってます。

      ちょっと前まで話題になっていた老後の年金2000万円問題。
      この金額は、定年退職金で十分に賄える額で、そこまで騒ぐことでもないと思っている人もいるはずで…。
      この問題だけでも、非常に大きな格差を感じます。

      それなりの生活をしている親は子も同じような生活をと願いますから、二世が量産されるのも当然でしょうね。
      実際、このサイトでも教育に対して意識が高い方のお子さんは、非常に頑張っています。
      来年度はいよいよ中学受験ですよね!
      記載されている環境を読んで、中学受験を選んだ理由が何となくわかった気がします。(→すみません!!)
      うちは兄と同じ道を突き進むようです。

      返信