【失敗談?】操り人形親子の大学受験。プライドだけはトップレベルだった。

公開日:2025年9月11日

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前回は、高校受験に続き、またふわっとしたルートで大学受験を戦い勝ち取った操り人形親子の話でした。
数字(学力)では戦えないと分析し、学力以外で戦い成功。最上級の泊をつけたのは流石でした!

さて、次は上記操り人形親子と逆パターンで挑んだ親子の話です。
とある件で繋がりがあり、上手く付き合うしかなかったというご家庭でした。

子供が操り人形になる素質はあったけど、親がイマイチだった。

前回でも書いたように、親子で操り人形になれる素質があるのかチェックです。

1. 反抗期がないこと。

ここの母親は、うちの子ども達が言うこときかないことに常に驚いていて、ろくでもない家庭だと思ってたでしょう。
マジで失礼!!!
リアルな世界では子供自慢なんて出来ないし、そもそも、そっちの子ども達がロボットみたいに順応なのが普通じゃないんだよ!
いつも、「いい子達だねー」って言ってたなあ。

2. 子供が母親に全てを話していること。

全部話はしているけど、子供が勘違いしたのを鵜呑みにして親が激怒して学校に連絡なんて事件があったなあ。
学校が調査した結果、こういうことだったのですが…なんてオチがありました。
「うちの子が算数が弱くなったのは、あの担任の教え方が悪いせいだ」って怒ってたけど、〇〇大学出身って普通にしゃべってたんだから、自分が教えたらよかったのに。
担任の先生、クラス懇談会で吊し上げの刑に。多分サイトでも書いた記憶があるのですが、あの母親だから出来たことでしょうね。

3. 賢い親であること。

上にも書きましたが、母親は、「〇〇大学」出身です。
「うちの主人はT大卒」なんて口が裂けても言えません。

4. 学校のPTA等も含め積極的であること。

学校に喧嘩売っちゃうからねえ。
クラス懇談会で公開処刑しなくていいです。
要望は、断言ではなく可能でしょうか?とお伺いで。
苦情は、丁寧に。鉄則です。

話の持っていきかたが下手くそだなってクラス懇談会をみていて思いました。
先生も人間だからさ、あれはないよ。
娘の中3の担任にですら、喧嘩腰ではなく常に丁寧に話をしましたからね。

ここが、一つ前の成功談のやり手ステージママとは違うところでした。

5. 我が子の邪魔になる子は潰そうとする。

ステージママになる素質として、これが欠けてたら駄目です。
我が子のためなら何でもしましょう。

とある家の兄弟と操り人形親子の兄弟が同学年だったのですが、とある家の兄弟が操り人形親子の兄弟にライバル心むき出しで嫌がらせをしてくるって話をされました。
とある家は、私も面識あり。
学校にも連絡して、クラス分けてもらったんじゃないかなあ。

てっきり不出来は、
とある家の兄弟<<<<操り人形親子の兄弟
だと思ってたけど、高校受験の結果でそれが逆だったことが判明。

ついでに大学受験。とある家の兄弟は、T大合格!!!
長男が東進の東大特進でバッタリ会ったみたいだけど、高校が違ったので半信半疑だったようです。

大学名の序列だと、うちの中学は把握している限りになりますが、
とある家 > うち > 前回の操り人形親子
という結果でした。

前回の操り人形親子の凄さが際立ちます。

どうでしょうか。
子供を上手く操るには、子供の素質は勿論ですが、親が上手でないと失敗します。
親が子供の足を引っ張らないようにしないといけません。

【失敗談?】操り人形親子の大学受験。プライドだけはトップレベルだった。

この親子の一番の特徴は、プライドは一丁前にトップレベルなのに、中身が伴ってない。
これが敗因だと思ってます。

1.常に「BIG GAP」永遠に埋まることがない?

我が子を大きく話すので、周りはどれだけ賢い子なのかと勘違いさせられます。
理想像と現実像にここまで大きなギャップがあるご家庭もなかなかいないです。

高校受験の時に驚いたのが、
「うちの子は検定試験を受けることにした。」と言うので、興味本位で聞いてみたら、3級だと。
国数英を3級で総なめにするみたいな話で、これには絶句。

完璧な情報弱者ですね。
子供はステージママを信じているわけですから。
リスクある塾なしを選んだなら、きちんと親は勉強しなきゃ。

うちは、英数2級なんて言った日には、何されるか分かりませんので黙ってました。
このような人には、バカ正直に言う必要はありません。
見下されている方が賢いです。

2.我が子は賢い設定は、周りにはもう通用しません…。

高校受験は派手に失敗しましたが、
「高校無償化で私立の方が得。そんなにお金はかからない。」

「〇〇高校より大学受験の実績はいい。」

「学校から、(流行りの)〇〇枠のある〇〇大学を受けたらどうだ?」

って言われたって大喜びで高1の春頃に話をされました。

出来る子設定が高校受験で崩壊したのに、数か月後には、また出来る子設定を聞かされるとは思ってもみませんでした。
これには、さすがの私も呆れました。

他にも、
「学校から期待されているみたい。」
「宿題を直ぐに終わらせるので、また更に学校が追加で渡してくれる。」
と聞いた時には、
「自分で考えて何が足りないか補うやり方が普通と考えた時、このやり方はダメだろうな。」と。

この母親、また高校受験のように、派手に失敗するかもって思ったら、やっぱりでした。

浪人です。

これまた浪人の理由が凄くて、
「某大学に合格はしたけど、うちの子が頭の悪い子達と一緒に勉強したくないって言うんだ。」だってさ。

どこ狙ってるか聞いたら、「難関大学の下くらいを考えてる」と。
難関大学というワードを出してしまうところが、そもそも間違ってる…。
申し訳ないけど、出来る子設定はもういいよ。
って思いましたが、余計なことは言わない方がいいので、黙っておきました。

大学に入っても、また勉強。
ついていけない場合だってあるんだけど、我が子がついていけないなんて思ってもみないのでしょうね。
不幸です。

総論

プライドの高いステージママ(パパも実は同類…)とそっくりな思想に育ったまでは操り人形としては成功です。
高い目標を設定するのはいいことですが、申し訳ないけど賢くない。
もう後戻りはできないだろうし、前に進むしかないでしょうから、BIG GAPをどうやって縮めるかが、この家族の課題です。
下にいる兄弟は中学受験しましたが、同じようにBIG GAPに完敗。

プライドが高い目標設定して完敗しても、よく子ども達は潰れないなって感心します。
メンタルやられたことのある子供がいるので、この点は羨ましいです。

自分の子ども達を冷静に分析し、輝ける場所はどこなのか?模索した方がスマートだし幸せだと思います。




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