大学受験の総合型選抜は親の力が必要不可欠かもしれない。

公開日:2022年11月16日

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コメント欄に書こうと思っていましたが、ちょっと止まらなくなりましたので、更新という形にさせてください。
増加の一途を辿っている総合型選抜についてです。

総合型選抜は親の力が必要不可欠かもしれない。

私達の時代は、大学入試=一般入試であり、
・学校は無視(内申無視)
・実力重視の一発勝負
が当たり前でした。

しかし、時代は変わり、今は後期日程はどんどん縮小傾向になっています。
・総合型選抜
・前期日程
での勝負とも言われています。

総合型選抜の割合は増える一方です。
※総合型選抜については、ここで詳しく説明するのは止めておきます。
※ちょっと検索したら、沢山でてくるので。

国公立でも増えてます。
共通テストを課さない総合型選抜もあることに驚きでしたが。
↑ここ、覚えておいてください!!!

私立は併願でないなら、一般は狭き門なので、総合型選抜のような入試が一般的です。
これは、高校受験も一緒ですね。
偏差値と実態が見合ってるのか?さっぱりでして、偏差値吊り上げに一役買ってると思ってます。
まだ一番上が高1なので、まだまだ情報弱者かもしれませんが、高校入試と似てる気がしてなりません。
“過程も見られる”高校受験が見直されてきている?のかもしれません。
かも?ですので。

さて、この総合型選抜ですが、親の力が必要不可欠だと思ってます。
提出書類を完成させるのは勿論でしょうけど、そんなところではありません。
こんなのは可愛いもんです。

「探求活動」の有無これが本当に大事になってきます。
理想は、子供がやりたいことを応援していたら、それが強みになった。
理想というより、この場合は正真正銘の強みですね。
我が家でも、こういう取り組みは大事にしており、まあ、大学入試に書けるものが今後増えるかどうかは子ども達次第ということで分かりませんが、ここに親の出る幕はありません。

一方、こういう子ばかりではないことをお伝えしておきます。

操り人形親子の登場です。
ネタはアレなので言えませんが、この着眼点には感心させられます。

何に取り組むのか?
このネタ探しは親の腕の見せ所と言っていいでしょうね。
子に興味があるかどうかは別ですが…。

こういうのは、結局、大人の力(アイディア・着眼点・経済面共に)が必要?という悲しい現実もあります。
ハッキリ言うと、親のパワーがものを言う。
子供じゃないんですよ。
もう小学生ぐらいから、親がネタを決め先を見据え二人三脚で取り組む。

上記のような親は、高1からもう既に動いています。
信じられないかもしれませんが、それが現実なんですよね。
提出書類なんて子が書かず、親が書け??
親は嬉しくってうっかりなのか?自慢なのか?
こういうのは直ぐに伝わります。
なので、あまりペラペラ話さない方が賢明です!!

実力以上のものを手に入れるには、ふわっとしたもので勝負です。
これが通ったら、ちょっと国公立の総合型選抜やら推薦は見直した方がいいって思ってたぐらいでしたが、実際はそんなに甘くないことが分かりました。
共通テストを課さない大学の推薦狙いで書けるネタを収集するためだったようですが、そんな簡単じゃないです。
偏差値が上になればなるほど、簡単じゃない。
本人そのものをきちんとチェックする機能がそこにあるということです。

ただ、中堅ぐらいになると、こういった親子の取り組みは、もしかしたら有利になるかもしれません。
フットワークが本当に軽く、こちが駄目だったら、こっちで高校生に取り組んだネタを作る。
ネタは親が裏で操れるようなものを。
正直、ここまで出来ることに感心させられます。
ここまでやる?って思うのですが、大学からすると、何もやってない子と比較したら、この親子を合格させる可能性は十分な気がしています。
“経験”があるから。

総論

総合型選抜で書けるネタ作りのために親が必死になることで、上記のような親子が増えるのでは?と気になっています。
親が我が子に下駄を履かせたい気持ちは分かりますが、主旨とはズレているように思うのは私だけでしょうか。
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大学受験の総合型選抜は親の力が必要不可欠かもしれない。」への5件のフィードバック

  1. 打たれる管理人 投稿作成者

    皆さん コメントありがとうございます。

    コメント欄に書かせてください。
    ePortfolio。頓挫していたなんて知らなかったです。
    無知でした…。
    ベネッセ、ここでもやらかしてたとは(怒)。
    調べたら、、、、文科省の発表とは、また別の理由がありそうです。
    本当、ズブズブ。信用なし。

    返信
  2. ネクストコービー

    管理人さまこんにちは。
    前回の反抗期にコメント入れようと思いましたが、こっちに来てしまいました。
    国立大学の総合選抜型。私もめちゃめちゃ気になってます。
    だいぶ前になりますが、国公立大学側も枠を増やして行くでしょうと学校の先生もおっしゃってました。
    その上で探求活動が大切で中高と長くやっていた方がもちろん有利ですし、記録をきちんと残しておくことも大切だと。

    この方式で国公立大に入学された先輩方の合格体験記を読んで、そう簡単ではなく、時間と労力をかけた探求活動と論文まで書く、これもなかなか大変そうですよね。

    やはり、早い段階で自分はこれだ!と思うものや、中高時代に力を費やしてきたものがないと難しいと個人的に思っています。

    先日、息子と文科省が展開するとあるプロジェクトの説明会に参加してきました。学校から案内があり、息子から参加したいと申し出があったので。
    これから応募、参加するかはまだ未定ですが、目の前にある大学入試よりはるか先、自分の目標やどう生きていくか?これから世界がどうなっていくなかで、社会の一員として早い段階で自己と向き合うことがてきないと、応募しても採用されないなと思いました。
    息子には打ち込むものがありますが、それを地域や社会とどう繋げていくのか?その第一歩としてこのプロジェクトにどう参加できるのか?
    かなり考えぬかないといけないです。

    そのプロジェクトに参加している高校生、大学生の体験談を実際聞くと、意識高すぎ 高すぎさんや高すぎくんばかり。
    自分のやりたい事があり、その過程におまけの大学や進路がある感じでした。
    あくまでも通過点なんですよね。
    ほんと理想的。
    みんながみんなそういけるわけではないのも百も承知です。そうはいかないから、親子でジタバタしてます。

    返信
    1. 打たれる管理人 投稿作成者

      コービーさん コメントありがとうございます。

      門前払いというか、頷くことばかりです。
      打ち込む手が止まらなくなりそうですが、ちょっとシンデレラ時間が近づいてきていますので、明日にします。

      返信
  3. くもり(小2)

    管理人さま
    更新を興味深く読まさせていただきました。
    操り人形・・・なるほど!

    総合型選抜は倍率(出願状況)を見ると、大学、学部によって様々ですね。
    定員も違うし、受験生の層もわからないので、比較は難しいですが。
    学力より上を受験なのか、学力相当を受験なのか、どちらにせよ事前の提出書類、当日の筆記や口頭試問を考えると、一時の対策では太刀打ちできないですね。
    この準備と共通テストや2次の勉強を同時にするのは結構大変。
    高校側は手間が増えるので、合格の可能性が低い場合は受験をあまり喜ばない。
    後期試験をしない大学も出てきているので、受験チャンスが一回でも増えるなら総合型を受けたいと考える子(親)がいて当然かな、と思います。
    親の出番です(笑)

    中高の時から(もしくはそれ以前から)探究心のある子、目的を持って学んできた子、自分の言葉で話せる子は強いです。
    小学時代の自由研究とか制作とか発表とかが実は大事だったと言えますね。

    でも、数年後にまた変わるかも。
    受験生は上の決定に振り回されますね。
    一芸一能入試が懐かしい。。。

    返信
  4. 打たれる管理人 投稿作成者

    コービーさん くもりさん コメントありがとうございます。

    コービーさん。
    反抗期も大変ですよね。
    実は、つい最近ですが、学校から反抗期がない子の話がありました。
    ホッとな話題だなって驚きましたよ。
    ・素直な落ち着いたいい子が多い、これが問題でもある。
    ・反抗期の子は、話せる環境を作ってあげて
    現場がそう思ってるのですから、やっぱりそうなんでしょうね。

    うちの中二病はもう大変でして。
    昨日も夜は話をしていました。
    部活で色々あったようです…。辞めたいってさ。
    そこは、直接言うべきところでしょって言って、今日もそう言って送り出しました。
    他にも、勉強のこととか。今朝は主人まで登場。
    一度、どんな話だったのか、更新してもいいかもしれませんわ。
    昨日は、娘も私も涙…。
    真っすぐに進んでくれないねえ(汗)。

    前置きが長くなりました。
    総合型選抜ですが、うちは3つかなあ。
    失敗とかショボくていいなら、数学と☆と学校のこと。
    でも、一番大事なのは、「英語」な気がしています。
    プロジェクトの参加も、グローバルが一つのキーワードになっていて、英語が完成されてないと門前払いな気がしています。
    うちの英語じゃ、門前払い涙。
    とあるプロジェクトに参加している高校生の話をひとまたぎですが同じく聞きました。
    コービーさんの書かれている通りです。
    とにかく、証拠というかやってきたことだけはリストアップしておいてもいいのかなって思いました。
    大学入試もどんどん変わってきていて、1年後がどうなるかもわからないので。

    くもりさん
    小2ですので、もっともっと大学入試は変わると思ってます。
    極論ですが、一発勝負がどんどん減って、総合型選抜が主流になる日も遠くないかもしれません。
    親子二人三脚で取り組む。何だか主体性とか言ってるのと逆です。
    親の出番ですわ。
    この探求というのも、受験のためにならないようにしないといけないですが、そんな綺麗ごと言ってる場合じゃないってことでしょうね。

    自分の言葉で話せる子。
    これが意外と難しい気がします。
    授業参観でも思うのが、無難にまとめる。
    これぐらいでいいだろうというところで終わり。
    これが出来る子も少ない。ほとぼりが冷めたころに書きますが、それすらNOとする子も。小6でこれはどうかと思う。
    中学の内申もそうです。5を取れるところでいい。5以上の域を”挑戦”しない。
    性格も影響するかもしれませんが、挑戦する子であってほしいです。
    おっしゃる通りで、小学時代ってとっても大事だと思います。

    ありがとうございます!

    返信